トピックス
 
ビジネス法案一覧を発表
加州商工会議所
  カリフォルニア商工会議所はこのほど会報で、2005―06年度の第1会期へ提出された法案の中から、「教育」「訴訟」「健康保険」「労働基準」「資金制限」「税金値上げ」の6分野のビジネスに関する法案の一覧を発表した。  


シュワルツェネッガー
カリフォルニア州知事



「教育」では、職業訓練科目の開講状況や同科目を履修している生徒数を一般公開することを義務付けるAB1609が上、下院共に通過、アーノルド・シュワルツェネッガー同州知事の承認を受けた。

「訴訟」では、「ジョブキラー法」として同会が反対していた「スー・ユア・ボス法」に対して、同知事が拒否権を発動させた。同法案は、企業を提訴する原告と弁護士に奨励金を認める現在の同法に加え、最低賃金の2倍以下の給与しか与えられていない労働者へ、同様の待遇を受けたその他の労働者を代表して訴訟を起こす権利を与えるもの(SB174)。

承認された法案の一部は以下の通り。
▼カリフォルニア・キャリア・リソース・ネットワークを設立し、学生へ就職情報などを提供する(SB665)
▼顧客の同意書なしにファクスを送信することを禁止する(SB833)

却下された法案の一部は以下の通り。
▼空気汚染基準を違反した企業に民事、刑事責任を課す(SB109)
▼保険会社にカリフォルニア州保健福祉制度(メディカル)の補償額の超過分の支払いを義務付ける(SB399)
▼ストライキが原因で解雇された労働者へ失業手当を提供する(AB391)
▼収入税を10%から11%へ引き上げる(AB6)

特別委員会で審議中の法案の一部。
▼すべての同州民へ同州政府の定める保険への加入を義務付ける(SB840)
▼ロサンゼルスとロングビーチの発展を空気汚染の可能性がない場合のみ許可する(SB820)

商品券での給料の支払いを認めるAB822など、同会が後援した6法案はいずれも、政策委員会を通過しなかった。

その他の法案は、同州立法局のウェブサイトwww.leginfo.ca.govで見られる。また、同会の情報はウェブサイト、www.calchamber.comまで。


BART乗車料金を値上げ
来年1月から、3・7%

ベイエリア高速交通(BART)の乗車料金が来年1月1日から3.7%上昇する。BARTがこのほど発表した。

BART乗車料金の値上げは2004年1月以来2年ぶりで、BARTの最低乗車料金は現在の1.25ドルから1.40ドルになる。

アラメダ、コントラコスタ、サンフランシスコの3郡間の乗車には10セントの追加料金が課せられる。

  また、サンマテオ郡内での乗車やサンフランシスコ国際空港線の連結駅、サンフランシスコ市内の停車駅の利用へも10セントの追加料金が加算される。

乗車料金値上げと同時にシニア、子ども、障害者割引定期券(グリーンカード、レッドカード)も6ドルから9ドルへ引き上げられる。06年1月以前に購入された定期券は通常通り使用することができる。

詳しい情報はウェブサイトwww.bart.gov、問い合わせは電話(510)464―7137まで。


エンゼル島移民局を保存
法案が連邦上院を通過

米上院議会は11月16日、サンフランシスコ市エンゼルアイランドの移民局だった建物を復元、保存するための資金1500万ドルを承認した。同法案は今年5月、下院を通過しており、施行にはブッシュ大統領の署名が必要。

19同局を復元するためには3000万ドルが必要で、連邦、州政府や財団などからすでに約1600万ドルが認められている。

  10-40年まで中国や日本などから100万人以上の移民がエンゼルアイランドを介して米国へ入国した。

ダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア、民主)、リン・ウルシー下院議員(カリフォルニア、民主)などが同法案を支持している。


天然ガス上昇率予想超えず
12月は25%上昇ーPG&E
米カリフォルニア州の天然ガス料金が、当初予想されていた上昇率よりも低いことがこのほど、パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社(PG&E)の調べでわかった。12月3日付のプレス・デモクラート紙が伝えた。

同社の今月の平均天然ガス料金は110.55ドルで、昨年に比べると25%上昇した。当初の予想では38%。11月の上昇率は50%で、10月は71%だった。上昇率が予想より低かった要因として、例年より気温が高かったことが挙げられている。同社は今後、天然ガス料金は上昇し、来年1月には平均月150ドルまで上昇すると予想している。

同州の天然ガスの生産量は需要量のうち17%から13%へ減少しており、残りの天然ガスは米南西部やロッキー山脈付近の地域、カナダから購入している。また、同州の天然ガスに対する需要量は毎年約1.5%ずつ増えている。

連邦エネルギー情報局によると、米国全体の天然ガス料金の上昇率は48%と予想されている。

同社は、1―3月の天然ガス使用料を前年の同時期より10%節約した顧客へ20%の払い戻しを提供するサービスを開始。また、1年間の天然ガス使用料を一律化し、冬期の負担を軽減するサービスも提供している。


マウンテンビューで無料ネット接続
グーグル、来年6月から提供
米マウンテンビュー市議会は11月15日、検索エンジンのグーグル社(同市)の無料高速インターネットサービス案を承認した。11月16日付のサンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙が伝えた。

同市はグーグル社へ年間1万2600ドルで、同市内の電柱へのインターネット送信機の取り付けを5年間認める。同社は来年6月までに送信機を400カ所設置する予定。建物も壁を隔てると電波が弱まる可能性があり、受信感度を上げるための装置を100ドル程度で購入する必要のある場合もある。

放射線量の増加やプライバシーの侵害を懸念し、同社の案へ反対する声も上がっている。同社は、放射線量は携帯電話より少ないため連邦の定める限度量は超過せず、プライバシー保護も保証するとしている。

同社は、サンフランシスコへも同様の案を提出している


サンノゼは全米で「最も安全な大都市」
SFはベスト10圏外へ

(サンノゼ市が昨年に引き続き米国の「最も安全な大都市」に選ばれたことがこのほど分かった。

同市は、モーガン・クイーノ・プレス社が連邦捜査局(FBI)の犯罪統計をもとに発表した「最も安全な都市賞」で、1位を獲得した。サンフランシスコ市は昨年の10位からベスト10圏外へ転落した。「最も危険な大都市」に選ばれたのはデトロイトで、ワースト10にカリフォルニア州の都市は選ばれていない。

2位はテキサス州エルパソ、3位はホノルル、4位はニューヨーク、5位はテキサス州オースティン、6位はサンディエゴ、7位はケンタッキー州ルイスビル、8位はテキサス州サンアントニオ、9位はテキサス州フォートワース、10位はフロリダ州ジャクソンビル。

同賞は、人口50万人以上の都市を対象に強かん、強盗、窃盗、傷害、自動車の盗難の6項目の発生件数をもとに選出された。

同賞の詳しい情報は、ウェブサイトwww.morganquitno.comで見られる。

 
サーカスをアーティスティックに
シルク・ド・ソレイユの 「コルテオ」
  シルク・ド・ソレイユの「コルテオ」の一幕  

世界中で活躍するパフォーマンスグループ「シルク・ド・ソレイユ」が、最新公演「コルテオ」をサンフランシスコのSBCパーク(3番通りとミッションロック通りの交差点)で行っている。12月31日(土)まで。

「コルテオ」は、天国と地球の間で行われるカーニバル風のパレード「ピエロの葬列」がテーマ。公演は、天使に囲まれたピエロを中心に、葬列に参加する者らがそれぞれパフォーマンスを行うという形式で進行する。
 
パフォーマンスのひとつである「シャンデリア」では、4人のパフォーマーが3つのシャンデリアにつかまり、宙を舞う。その躍動感あふれる演技は同公演の大きな見どころ。また、「バウンシング・ベッド」では、6人の男女が2つのベッドを飛び跳ね、ユーモラスかつ迫力ある演技を見せてくれる。 

会場はSBCパークの駐車場に設置された青と黄色の大型円形テント。テント内では、ホットドッグなどの食べ物のほか土産品も売られており、サーカスの雰囲気を十分に楽しめる。

同公演は来年1月19日から、サンノゼのテーラー・ストリート・ブリッジ(テーラー通りとハイウエー87号の交差点)でも公演を行う。

開演時間は午後8時(火、水、木、土曜)、同1時(日曜)、同5時(日曜)、午後4時(木、土曜)。 入場料は45―85ドル(大人)、31ドル50セント―59ドル50セント(2歳―12歳)、40ドル50セント―76ドル50セント(13歳以上の学生と65歳以上で、火―木曜公演、金曜午後4時公演のみ)。チケットは電話(800)678―5440で購入できる。20人以上の団体割引もある。団体割引についての問い合わせは電話(800)450―1480まで。
 詳細はウェブサイトwww.cirquedusoleil.comで得られる。

シルク・ド・ソレイユ  1984年カナダのケベック州で約20人のパフォーマーらによって結成されたエンターテインメントグループ(現在はスタッフを含む3000人が働いている)。ユニークなサーカス的パフォーマンスは話題を呼び、現在までに100カ国以上で公演を行った。シルク・ド・ソレイユとはフランス語で太陽のサーカスという意味。

 


 
スペシャル・ログ
 
忘年会でダンスや歌合戦
米国カラオケ歌謡クラブ

米国カラオケ歌謡クラブの忘年会が12月10日夜、サンフランシスコ日本町で行われた。同クラブの会員のほか、サンノゼ方面までの広い地域から関係者が 集まった。

 
  徳田初子さん(中央奥)が歌う「大阪マンボ」に合わせて躍る米国カラオケ歌謡クラブ忘年会の出席者=12月10日夜、サンフランシスコ日本町  
 

同クラブの堀切忍会長はあいさつで、この忘年会が同クラブ会員のためだけではなく、ほかのクラブ間の交流の場にもなればうれしいと話した。

忘年会は紅白歌合戦、ゲストコーナー、ダンスコーナーの3部構成で進められた。

紅白歌合戦では、白組キャプテンに前田誠剛さん、紅組キャプテンに若林伊都子さんが就いて、それぞれ5組ずつが出場した。ユニオン・バンク・オブ・カリ フォルニア日本町支店の奥田勝紀支店長ら3人が審査し、白組71.5点、紅組72.5点で、紅組が勝った。「頑張りましたで賞」に、コント「赤城山」を 演じた大田ナンシーさんと飛田マックスさんのコンビが選ばれ、賞品のクマのぬいぐるみが贈られた。

ゲストコーナーでは、各地から集まった出席者十数人が得意曲を披露した。「港雨」を大村マスさんが感情豊かに歌っていた時、壁に差さっていた音響用電源 のコンセントを歩いていた人が足にひっかけて抜いてしまい、音が突然ストップ。大村さんが出直して再開というハプニングもあった。

ダンスコーナーでは、歌い手が交代で12曲を続けるなか、出席者が会場中央のフロアに繰り出した。司会の牧野ひろこさんが「おけがなさいませんように」 と注意したが、「東京ブギ」「銀座カンカン娘」などアップテンポの曲が多く、今年最後のエネルギーを発散した。

 
 
  ゲストコーナーで「松健サンバ」を歌う高田フランクさん=12月10日夜、サンフランシスコ日本町  
 
     
 
  米国カラオケ歌謡クラブの忘年会の紅白歌合戦で開始の宣誓をする白組キャプテンの前田誠剛さん(左)と紅組キャプテンの若林伊都子さん=12月10日 夜、サンフランシスコ日本町  
 




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日米タイムズに「日本からのこころの旅」を連載している
中川賢幸・ 臨床心理士の勤務先


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